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LMC Championships 2011

LMC Championships

ラウンド 7: 萩原 紀幸(千葉) vs 秋山 貴志(千葉)

Written by Daisuke Kawasaki

スイスラウンドも終盤戦。ここではトップ 8 には 1 敗も許されない崖っぷちマッチを紹介しよう。

対戦するのは「一没の帝王」萩原 紀幸。LMCC の決勝ラウンドで 3 年連続で一没を繰り返していることから、このあだ名がついたが、裏を返せば、3 年連続で決勝ラウンドに進出しているということだ。

昨年は惜しくも「一没」によってミスター LMC の座も逃した萩原だけに、今大会でこそ LMCC を制したいという気持ちは強いだろう。使用するデッキは緑単タッチ赤《ケッシグの狼の地》だ。

対するのは、「アクア」こと秋山 貴志。2007 年日本代表のメンバーであり、今年の世界選手権もレーティング 24 位という順位で権利を獲得している。使用するデッキは自身の代名詞とも言える青白黒のソーラーフレアだ。

どちらも千葉コミュニティを代表する有力選手。だが、どちらかがこのマッチが終わった時に、トップ 8 への権利を失うことになる。


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Game 1

《極楽鳥》召喚から《不屈の自然》へと繋ぐ萩原に対して、秋山は土地を並べ続けるのみ。そして 3 ターン目には早くも《最後のトロール、スラーン》が戦場へと着地してしまう。

後続の《真面目な身代わり》こそ《マナ漏出》した秋山だったが、この呪禁クリーチャーに対処できるカードは限られてしまっている。

《破滅の刃》《忘却の輪》、そして《マナ漏出》《最後のトロール、スラーン》でさえ無ければなんにでも対処できる手札を抱えている秋山だが、しかし、肝心の《最後のトロール、スラーン》に対処できるカードと、もし引き当てた時のための 4 枚目の土地を引き当てることができない。

もはやどっちを引いても間に合わないターンになってしまっているが、それでもなんとか 1 ターンを稼ぐために《瞬唱の魔道士》をブロッカーとして呼び出した秋山。しかし、セットされた《ケッシグの狼の地》の付与するトランプルがそんな希望も踏みつぶしたのだった。

萩原 1-0 秋山


Game 2

またも 1 ターン目《極楽鳥》スタートの萩原。対して、秋山は土地を並べつつ、《熟慮》で手札を充実させていく。

2 ターン目に 2 枚目の《極楽鳥》を召喚させた次のターン、萩原は《饗宴と飢餓の剣》をプレイ。これは《雲散霧消》されてしまう。そして、秋山は《漸増爆弾》をプレイ。1 マナのクリーチャーしかコントロールしていない萩原にとって厳しいカードだ。

しかし、萩原もここで 2 枚目の《饗宴と飢餓の剣》をプレイし、《極楽鳥》に即装備させてアタックする。ターンエンドに秋山は《漸増爆弾》にカウンターを載せる。

そして、自身のターンに《漸増爆弾》の能力を起動すると、《饗宴と飢餓の剣》《忘却の輪》で対処してしまう。さらには《原始のタイタン》まで《マナ漏出》でカウンターされてしまい、萩原はかなり厳しい状況に追い込まれてしまう。

秋山の側にクロックがないから良いものの、このままゲームが進めばドンドン不利になっていくのは間違い無い。やっと手に入れた意味ありそうなカード、《情け知らずのガラク》を萩原はプレイする。そして、これを見て秋山が長考。結果、《瞬唱の魔道士》をプレイして、《マナ漏出》をフラッシュバックする。

そして、秋山は《ヴェールのリリアナ》をプレイ。<+1>能力でお互いの手札をディスカードさせる。続くターンに萩原は、ドローした《森》をセットランドし、手札を 1 枚にしてターンを返す。

秋山 「誘われてる?」

萩原の手札は《内にいる獣》。これで秋山の能力起動に対応して《内にいる獣》をプレイし、アドバンテージを失わないプレイを狙っているのだ。

ここで秋山は《ヴェールのリリアナ》の能力を起動せずにターンを終える。だが、萩原の続くドローもやはり土地。秋山は十分に体制が整ってから《ヴェールのリリアナ》の能力を使い、そこで萩原が得たわずかなアドバンテージなど問題にならない程度のアドバンテージを稼いでくれるクリーチャー、《聖別されたスフィンクス》を召喚する。

結局これに対処することができなかった萩原。決死の《墨蛾の生息地》に全力《ケッシグの狼の地》《破滅の刃》で対処されてしまい、土地を片付けるしかできなかった。

萩原 1-1 秋山


Game 3

三度、《極楽鳥》からゲームをスタートさせる萩原。さらに《不屈の自然》から《ダングローブの長老》へとつなげることに成功する。

この間、秋山は土地を並べ、《熟慮》を裏表で撃つのみ。そしてその土地すら《内にいる獣》で破壊する萩原。これによって黒マナを完全にたたれてしまった秋山。《幽霊街》をセットし、「あー、むじー」と一言。8 枚の手札から《太陽のタイタン》をディスカードしてターンを終える。

返すターン。萩原は《原初の狩人、ガラク》をプレイ。これは《マナ漏出》されてしまうが、さらに 2 枚目をプレイする。しかし、秋山は落ち着いて《雲散霧消》。着々と土地を引き当て続け、じわじわと秋山の優位が確立されていく。

秋山 「あの《内にいる獣》は何を通しにきたんだろう?」

マナを縛ってくるには何かしらの理由があると考えた秋山。ここまでの《原初の狩人、ガラク》 2 連発も何かしらの強力カードを通すためのフリであるとも考えることができる。続く萩原からの刺客は、《殴打頭蓋》

これに対応して《禁忌の錬金術》をプレイした秋山。結局この《殴打頭蓋》は通し、返しのターンで《審判の日》をプレイする。

《審判の日》には《ダングローブの長老》の追加で対処した萩原だったが、しょせん《森》が 2 枚しかないので、2/2 でしかない。そんな《ダングローブの長老》《ヴェールのリリアナ》で対処されてしまう。

そして、続くターンには《聖別されたスフィンクス》が。

萩原 「三年でおわりかー!」

萩原 1-2 秋山

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