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LMC Championships 2011

LMC Championships

ラウンド 5: 石井 泰介(神奈川) vs 吉森 奨(神奈川)

Written by Daisuke Kawasaki

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さきほどのラウンド 4 ではあえてのスルーをした石井 泰介を、このラウンドではあえてのフィーチャリング。

対戦するのはミスタードランとして知られる吉森 奨。《包囲の搭、ドラン》が使用できるレギュレーションであれば、ほとんど《包囲の搭、ドラン》を使ったデッキを持ち込んでくるという筋金入りの《包囲の搭、ドラン》マニアであり、その《包囲の搭、ドラン》への熱い姿勢には静かなファンも多い。

とはいえ、現在のスタンダード環境には《包囲の搭、ドラン》が存在しないので、今日吉森が持ち込んできたデッキは白青黒のエスパーコントロール。対して、石井の使用するデッキは、今や自身の代名詞的存在でもある緑単タッチ赤の 8 ガラクデッキだ。

吉森が「ミスタードラン」と呼ばれるのならば、石井はそのまま「マンモス」と呼ばれる男、決して引けをとらない。重厚な駆け引きが期待される。


Game 1

先手の吉森はマリガン。さらに 6 枚の初手も、《破滅の刃》が 3 枚に《審判の日》と相手がクリーチャーデッキであれば戦えそうなものの、土地が《平地》 2 枚というかなり心許ないもの。

これをマリガンするが、マリガン宣言後に確認したライブラリートップには黒マナの出る土地が。結局、土地が 1 枚の初手をキープせざるを得なくなった吉森。

だが、早速 2 枚目の土地を引き当て、まずは憂いなくゲームをスタート。1 ターン土地が止まってしまったものの、石井の召喚した X=1 の《始源のハイドラ》へは《破滅の刃》《原初の狩人、ガラク》へは《マナ漏出》ときちんと回答を用意する。

しかし、ここで石井が腕を鳴らす。石井が腕を鳴らすときは勝負時のサイン。《ラノワールのエルフ》をプレイし、さらに《饗宴と飢餓の剣》をプレイ。この《饗宴と飢餓の剣》が通ってしまう。吉森は《禁忌の錬金術》で回答を求める。

《エルズペス・ティレル》を出して、<-2>能力でトークンを 3 体産みだし、一安心……と思いきや、石井が返しでプレイしたのは《戦争と平和の剣》。これには吉森も「うわー」と悲鳴をあげる。

吉森 「やるしかないか……」

《墓所のタイタン》をプレイし、《エルズペス・ティレル》の<+2 >能力でライフを 26 に回復させる吉森。これで、続くターンに石井は、《エルズペス・ティレル》の忠誠度カウンターを減らすか、本体にアタックして豪華 2 本の剣の効果を誘発させるかの選択を迫られることになる。

石井が選択したのは、吉森本体へのアタック。そして《戦争と平和の剣》の誘発能力で 1 点を《エルズペス・ティレル》へと与える。これでライフを 20 に回復しつつ、吉森の手札もゼロとした石井。《原初の狩人、ガラク》をプレイすると、すぐさま<-3>能力をプレイして、5 枚の手札を補充する。

Elspeth Tirel
Garruk, Primal Hunter

返しで吉森は、全てのトークンと《墓所のタイタン》でアタックし、石井に 13 点のダメージを与える。これで石井のライフは 7。吉森は《エルズペス・ティレル》の<-2>能力を使用して、さらにトークンをばらまく。

追い詰められた形になった石井は長考する。そして、まず、《原始のタイタン》をプレイ。これは《マナ漏出》されてしまったところで、剣を 2 本持った《ラノワールのエルフ》がアタック。土地をアンタップさせつつ、石井のライフを 14 とする。石井は《酸のスライム》で土地を破壊し、《呪文滑り》を追加する。

吉森は《エルズペス・ティレル》の<+2>能力でライフを 27 に回復させて、全軍でアタック。《墓所のタイタン》《酸のスライム》にブロックされ、トークンの 1 体が《呪文滑り》にブロックされたことでダメージは 12。石井の残りライフは 2 となる。吉森は何もプレイせずに終了する。

石井はまずは《原初の狩人、ガラク》をプレイし、さらに 5 枚の手札補充を行った末に、《ラノワールのエルフ》でアタックし、ライフを 9 点回復させる。そしてアンタップしたマナで、《ヴィリジアンの密使》《ラノワールのエルフ》《ダングローブの長老》をプレイ、さらに X=1 の《緑の太陽の頂点》でさらに《ラノワールのエルフ》を追加し、ありったけのブロッカーを用意してターンを返す。

吉森は小考。今、吉森は 6 体の 2/2 ゾンビと 6 体の 1/1 兵士をコントロールしている。対して、石井のブロッカーは 5 体。結局、吉森は全軍でアタック、今度は石井が考える番だ。《戦争と平和の剣》の効果で多少ライフに余裕がある石井。結局、ライフを 1 にしつつも吉森のトークンをより多く破壊できるブロックを選び、《ラノワールのエルフ》 2 体が兵士トークン 2 体と相打ちし、ゾンビトークンが《ヴィリジアンの密使》と相打つ。

この《ヴィリジアンの密使》が探してきた《山》を手札から置いた《幽霊街》で破壊する吉森。《エルズペス・ティレル》を犠牲にさらに 3 体の 1/1 トークンを呼び出す。

石井は 2 本の剣を《ダングローブの長老》に装備移し替えすると、またも《原初の狩人、ガラク》の<-3>能力を使用。石井は 10 枚の《森》をコントロールしているため、14 枚のカードをドローする。そして 14/14 の《ダングローブの長老》がアタック。吉森のライフを 8 にしつつ、石井のライフを 17 点回復させて 18 にする。ライフの変動がめまぐるしい。

吉森が現在コントロールしているクリーチャーは、4 体の 2/2 ゾンビに 7 体の 1/1 兵士、つまり合計で 15 点しかダメージを与えられない。「ミスったかなぁ」とつぶやく吉森の白マナを石井の召喚した《酸のスライム》が破壊する。

逆転の《審判の日》まで封じられた吉森は、並べたトークンを片付けた。

石井 1-0 吉森


Game 2

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今度は青マナのない初手を渡される吉森。手札には青いカードばかりなのに、だ。軽くうなだれて悩んだ末に、吉森はマリガンを宣言。合わせて石井もマリガンする。

後手の石井が《極楽鳥》を召喚するところからゲームはスタート。返して、吉森は《蔑み》をプレイ。石井の《酸のスライム》×2 《始源のハイドラ》《緑の太陽の頂点》《森》という手札から《酸のスライム》をディスカードさせる。

石井は X=2 で《緑の太陽の頂点》をプレイし、《ヴィリジアンの密使》を戦場に。対して吉森も《瞬唱の魔道士》を戦場に呼び寄せ、《蔑み》をフラッシュバックする。

この《蔑み》《酸のスライム》を捨てさせられた石井。《始源のハイドラ》をプレイしてターンを返すのだが、吉森は《審判の日》で対処する。

《審判の日》の返しに《ダングローブの長老》を召喚した石井ではあったが、吉森が召喚したのは《太陽のタイタン》。まだ 4/4 でしかない《ダングローブの長老》にはこの《太陽のタイタン》の相手は荷が重い。

なかなか追加の《森》を増やせないままの石井に対して、吉森は《太陽のタイタン》で華麗にアタック。《記憶の熟達者、ジェイス》を追加し、<+1>能力で《太陽のタイタン》で復活させる種を墓地に追加しつづける。

なんとか《戦争と平和の剣》を引き当てた石井では会ったが、《マナ漏出》に要求された 3 マナを支払ったで《ダングローブの長老》に装備させることができない。

一方の吉森も、次のターンに《ダングローブの長老》《戦争と平和の剣》が装備されてしまうと一気に苦しくなってしまうのでなんとか逆転を封じる方策を求める。

まずは、《記憶の熟達者、ジェイス》の<+1>能力をプレイ。続いて《ネファリアの溺墓》の能力をプレイする。

そこで落ちたのは、《大修道士、エリシュ・ノーン》《堀葬の儀式》

石井 「それは無理だよ」

石井 1-1 吉森


Game 3

石井と吉森は揃ってマリガン。

石井 「全然 1 ターン目にマナクリーチャー出せないんだよ!」

Game 2 は《極楽鳥》を 1 ターン目に呼び出していた気がしないでもないが、とにかくマリガン後の手札は 1 ターン目に《ラノワールのエルフ》を呼び出せるもの。

《蔑み》《原初の狩人、ガラク》を捨てさせられたものの、《酸のスライム》《氷河の城砦》を破壊する。

そして、これによって吉森は深刻なマナ事故に陥ってしまう。

石井が《ダングローブの長老》、そして《情け知らずのガラク》と追加すると、吉森は早々に土地を片付けたのだった。

石井 2-1 吉森

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